恋心は年を越せず

2004年11月28日 恋愛
あたしのPCがウィルスにやられて

復活するまでの間に

すっかりふられてるっていう

悲しい現実

告白までを日記にしたためようといきごんでたあたしを

あざ笑うかのようにほんの短い間に

あれよあれよと終わったという現実

ある意味あたしらしく

笑う

うだうだ引きづるのもどうかと思うので

ここでぱぁーっと披露して

すっきりしよう

ことの始まりは友達の二次会

そのころの奴とあたしは

ほとんど音信不通

はっきりいってこのころからだめっぽい前兆はちょっと感じてた

派遣の最後にランチいって

もう一回ごはんいこうといったきりフェードアウトっぽい感じ

でもサービス精神だけは旺盛なやつのこと

あたしがもし「ごはんでも」といえばきっとくるであろう

と思うもメールするのもなんだかなぁーという雰囲気

しかも、やつの十八番だったあたしの気分を多いに盛り上げる

リップサービスもここんとこめっきりなくなって

これはなぁーと心のどっかで覚悟してたのだけど・・・・・

話は友達の2次会にもどる

二次会の新郎は奴の同期で、当然のことながら奴の同期が

うようよ

奴の同期とおしゃべりしていると

同期がどんどん結婚していくよ

と愚痴のような話ついでに

同期クンがいった

「奴ももうすぐですからねぇー。残りも少なくなっちゃいすよ」

あたしの頭は真っ白

「まじ?誰と?いつ?どこで?」

?が真っ白な頭の中にとびかい声にならず

おいしく食べてたケーキさえももう目に入いらない状態

そんなうつろなあたしに気づいた同期クンは

「あ、じゃ、ケーキ食べるじゃまですから・・・・ごゆっくりー」

サヨウナラーと遠ざかってく・・・・・・・・

あたしが今ジュウク、ハタチの小娘なら

ビエーンとおお泣きでもして、友によよと愚痴って

酒でもかっくらえば、うっとり失恋ヒロイン気分にでも

ひたれよう・・・少しはそうやって気も晴れよう

なぜか、ぐーっと我慢大会のよに飲み込む

30女のいくじのなさとは悲しや

飲み込んだものが、後からじわじわと染みてくるってのに

これからの寒い冬に

これはなかなかコタエルなぁ
なんども言おうと思っいつつ言えなかった

あたしなんかに思われたら迷惑だろう
とか

フラレタあと避けられたらじみめだな
とか

どうせ彼女がいるしな
とか

そんな思いがもくもくと湧きあがってきて
覆い被さってきて思う気持ちをくるんでしまう

そんな思いでずーっときたあたしが
此処にきて考えがくるりと変わった

次のランチにはきちんと伝えるぞ


まずそれは
はいきなり終着点の行動の決意から始まったのだ

そうです
あたしの告白への道へのハジマリ

彼への思いは6年間でゆっくり実感してきた思い
ぐーっと盛り上がるよな恋愛感情ではない

だけど、だらだらとたまに会えるランチを楽しみにしていたあたしが
なぜか今テンションを上げる状態にもってこうとしている

あたしの気持ちはせっぱつまってる
(派遣期間が終了の為)もう気軽に会社で会うこともなくなる
もう次こそラストランチなんだ
言わなきゃ!
選択史はない
告白は次のランチしかない!
ってな

でもそこにかすかに見える希望の光といえば
「(ランチに)誘えばやってくるんだから、嫌われてはなかろう??」
このたった一筋だけ
それも消えそうな、な

ランチの約束をとりつけたのはいいものの
それ以降彼との接点もなーんにもないまま告白の時間は刻々とせまってきていた


そしてそのランチの前日
あたしはお風呂に入りつつつらつらと考えてた

結局またなんにもいえないまま終わるんじゃないかって
いつもと同じよに食べてしゃべって終わりなんじゃないかって

それに

あたしにとってこの告白ってなんなんだ?

あたしはなにを望んでいるん?
そりゃ付き合えればそれが1番

でもそれなら彼女のいる奴は無理っぽいだろ
でもあたしは告白しようとしてる

何が1番したいのだろ
あたしが1番大切なことは?

うーん
それは、それは、だ

今のあたしにとって1番大切なことは
どんなけ自分の思いをきちんと相手に伝えることができるか

きっとこれだ

イッショにいて楽しいし
とても幸せに感じる
とても大事に感じる
そうやって彼を思う人間がここに一人いる
ってこと

それを1番伝えたい

それをどうやったらちゃんと分かってもらえるか

逆に言えば
それを120?きっちりと伝えることができたなら

OK?
NO?

これはもう相手の自由ってことで

結果がどうあれ思い残すことなく
すっきりできるだろう

受験のときのよう
自分の持ってる実力を最大限に発揮した結果なら
後悔もすくなかろう



はて?

そこで考えてみた

自分の持っている実力?

あたしの恋愛の実力ってさ・・・・・・・

ほとんどゼロ、じゃんか

オーノー!

だめじゃん、だめじゃん
だめだめじゃん

勉強せずに試験を受けるつもり?

ぶっつけ本番でやるつもり?

すこーし実力をつけてからの方がよくないか?

という事で急遽あたしは次のランチでの
くっきりはっきりとした告白は取りやめることにした

後ろ向きな告白の取りやめではない
そこがいつもとはちょと違う

それになぜかワクワクしてきた
やる、やってやる。おー!やってやるぞ。
そんなやる気も自分に感じる

でもとりあえずはランチだ
これはもう楽しもう
だって本当に楽しみなんだもの

会ってしゃべって美味しく食べるのが
今からとっても楽しみなんだ
さてさて

ばかなあたしのばか話をまた記しておこうと思ふ

あたしの恋愛のスキルといえば

10段階の1にも満たない

とまず告白しとく

こうやって書くと自慢してるみただけど

はっきりいってある意味自慢していいくらいおそまつ

正直な話、

友達の恋愛話に知ったような相槌をうつのももう疲れた

これではいけない

あたしに青春を!

妄想だけに逃げ込むのはもうやめよ!

とかいって

あたしが一年発起してやることにろくなことはないんだけど・・・

いや、でもそこはあれだ

と、

とにかくやってみよう

そうとにかく告白してみよう


しかしこう書きつつ現実味がない

あたしはあたしのことを1番良く知ってる

10に1の割合でしかこういうことを実行しないのを知ってる

あたしが告白するわけない

どっかで確信してるあたしがおる


こんなあたしなのでもうしょうがない、

するかしないかも含めて書いてくことにする

今回はとにかく時間がない

あたしはこの月末でこの会社の契約が切れるのだ

(はっきりいって先の仕事を探すのに今は頭が一杯なはずなのに

こんなことを考えておるなんておばかな話だ)

もとい

それでだ

何からすっかなー

とりあえず今の状況を整理してみよう

○知り合って6年
○2回デート(と勝手に解釈)
○夜食事数回
○でもこの上二つこれは5年以上前の話
○5歳下(あたしの中ではかなりネックになってる)
○今はたまにランチに行く(でもいつもあたしが誘うでもいつもおごってもらう)

厳しいかなぁ・・・・・・

いまさらって感じかなぁ

のこのこ告白したって間抜けっぽいかなぁ

ずーっと好きだったってのも重いし

ずーっと6年間思いつづけてきたわけじゃないし

まぁ次に進む

会うカタチとしては部署が違うし

ランチってのが手っ取り早いか

誘うのはいつもあたしなんだけど

誘えばどうにか都合つけてくれるし

向こうだって気楽に会えるだろうし

んでも、いざメールするとなると

ほんとうに気楽に会えるのか?って思ってずるずる

アタシとランチなんて本当はめんどくさくないのか?

とかいろいろ

でだらだら

思えば、こうやって6年過ぎてきたよなもんなんだよ

ダメダメだな

どっかで会社で偶然会って会ったついでに誘えるってカタチが

いいなぁって思ってる

受身だーというか運任せだ

つーかめんどくさがり?

そんなこんなで日々がすぎ

結構あせってきた

もうしかたがない

うりゃっとメールでも送ろう!

と思っていたら

なんと!

向こうからやってきたじゃないか

棚から牡丹餅?(ちょと違うね)とことん運任せ

でもほんとラッキー

というかあたしのこの恋は運にしか今まで頼ってこなかった

自分の努力ってものが少ししかない

本当に好きなのか?ってこのポイントで突っ込まれると

ぐっとつまる

でも、好きなのよ

思うに

ダメっぽいのはうすうす感じてるから

決定的にダメにするより

たまにランチとかにいってうっすら幸せな気分になれりゃいいかって

思ってたのだ

最小限の露出だと最小限のダメージで済むからさ

でもとにかく今回はこのラッキーさをとことん利用しようと思う

なんかのついでだかあたしの部署にやってきた奴を捕まえ

「あたしは今月で終わり。だからランチ行こう!」

と意気込んでみる(脅迫的に)

「いいですよ。行きましょう。」ときたね

やたー。

とりあえず第一段階クリアー

疲れた・・・

なんいも努力してないのに・・・・・

うだうだ考えて悩んだ自分にお疲れだ

これからだつーに

ほんと先が思いやられますな


今までのランチでもあたしは自分の気持ちを

言おうって思ったことがあった

一度だけ

でもいえんかった

言おうと思うと緊張してぎこちなくなってしまって

ランチが楽しめずに終わる

アタシが楽しめないと彼だって疲れるだろう

それに

あたしの気持ちが分かると向こうに重荷なんじゃないないか

と思って極力ださないようにしてきた

でも今回でどっちにしたって最後なんだしな


今まであたしは、奴があたしのことをどう思ってんだろう

ばかり気にしてきた

けど、あたしが奴のことをどう思ってるんだろう

ってことを思うままにちゃんと伝えてみるのもいいかもしれん

あたしの友達にいつも彼氏がいる子がいる

彼女がいうには

気になったらすぐに本人に言う

らしい

とにかく好きかどうかはっきりしなくっても

いうらしい

ダメなら次に行けば良いし

いつまでもそのことで悩むなんて時間がもったいない

らしい

実にからっとしてる彼女である

喧嘩もよくするし、すぐに別れたり泣いたりもするけれど

恋愛をとても楽しんでいる

気持ちがオープンで自由な感じがして見てて気持ちよい

好きなものは好き

そしてそれをきちんと言葉で伝えることができる

とても素敵なことである

とても素敵で良いなぁーと思う半面

これはあたしには決してない部分だと思っていた

でも、今回は彼女にあやかって

彼女になってみようかと思う

うまくできなくってもご愛嬌

だって初めなんて上手くいかないのがお決まりである

それに今回うまくいかなくっても次がある

彼女の思考にうまく便乗してこう

そう思う